ルノワールの描いた風景 Maison Fournaise
フランスの子供たちは今、冬休みの真っ最中。
2月のバカンスは別名「スキー休み」と呼ばれ、2週間続きます。その名の示すように、山に出かけるファミリーが多いのですが、残念ながら我が家は……
ハイシーズンの金額が恐ろしく高いのは、日本もフランスも同じです。
バカンスについてはお伝えしたいことが沢山あるので、又別の機会にじっくりと。
今回は、昨日の散歩の一こまをご紹介します。
私の住む街シャトゥーはセーヌ川沿いにあり、印象派の画家たちに愛された土地として知られています。
特に有名なのは、セーヌ川の中洲にある「Maison Fournaise」メゾン・フルネーズ。
1857年、アフォンス・フルネーズがここに土地を購入し、ホテル・レストランをオープンしました。当時は舟遊びに訪れるパリジャンで賑わったようです。
ルノワールの「ボート漕ぎの昼食」は、まさにその頃のメゾン・フルネーズを舞台に描かれたもの。名画の中のテラスが、今もこうして実存しているんですね。
現在、メゾン・フルネーズはレストランとして利用できるほかに、美術館も併設されています。
ちなみに受付の女性に聞いたところ、この土地ゆかりの名画はここにはなく、オルセー美術館やアメリカの美術館に展示されているとのことでした。
それでも景色は十分に、当時の面影を伝えてくれます。
春になると、たっぷりと葉をたたえた柳の枝が、セーヌ川の水面に覆いかぶさり、豊かな水とひとつになります。
淡い色彩で満たされた世界を眺めていると、印象派の絵画が生まれたことの自然(必然?)に、思い当たるような……
そのセーヌ川沿いを歩いていたら、こんな説明書きを見つけました。絵画と現実の風景が一致するなんて。
散策が一段と楽しくなりますね。ただ、おすすめの季節にはちょっと早すぎました。
セーヌ川の中洲は「印象派の島」と呼ばれていますし、フルネーズ美術館で入手した地図によると、周辺には印象派ゆかりの見所も多い様子。
せっかくなのでこのバカンスを利用して、子供たちと近所の散策をしてみようかな?
フルネーズ美術館で購入したレターセット(3ユーロ)を、麻衣子が組み立てました。
小さなバカンスの、小さな思い出です。
レストラン メゾン・フルネーズ
http://www.restaurant-fournaise.fr/page%2011.htm
フルネーズ美術館
http://www.musee-fournaise.com/fournaise/fr/index.asp





























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