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仏在住ライターのパリな日常

フランスの行事の記事一覧

7月14日、今日はパリ祭

パリに越してきた翌年の1998年に、初めてパリ祭を見に行きました。
メインイベントは、シャンゼリゼ大通りの軍事パレード。
「国の持ち物はすべて国民のもの、だから国民にはそれを確認する権利がある」と、戦車や戦闘機を見ながら実感したことを覚えています。
「さすが共和国だ」と。

夜は消防署が主催するダンスパーティへ。これも伝統です。
近所の消防署では変装用の衣装を貸し出していたので、一番まともと思われる1枚を身につけ歩いていると、「すばらしい!よく似合う!これは変装じゃない!」といろいろな人が声をかけてくれました。
中国の皇帝風衣装だったのですが……

さて、そのパリ祭、フランスでは「14 juillet 」(キャトルズ・ジュイエ、7月14日)と呼ばれています。
そう、ちょうど今日。今頃フランスのあちこちで、お祭りの準備が進められていることでしょう。

写真は、私の出身地山梨県にある、清春芸術村の「ラリューシュ」です。
3年前(確か)の7月14日にここを訪れた際、敷地内のレストラン「ラ・パレット」で、パリ祭のイベントが行われていることを知りました。
清春芸術村のHPによると、毎年パリ祭のイベントが開催されているようです。
今年はまだ未定だそうですが、決まり次第HPでお知らせするとのこと。
日本でもフランスを愛する人々が、こうしてフランスを想い、お祝いをしているのだと思うと、なかなか感慨深いものがあります。
本家である、パリのラリューシュの写真も掲載したかったのですが、たくさん撮影した美しい写真のデータが、すべて無くなっていました。また訪問しなくては。
(注:パリのラリューシュは、一般公開されていません)

おまけ写真は、清春芸術村入り口にある「アトリエ・カー」。
画家、梅原龍三郎がシトロエンを改造し実現した、動くアトリエです。中にイーゼルが立ててあるのがお分かりになりますか?
アトリエ・カーとしてフランス車を選んだところにも、画家の想いが感じられます。

 

〒408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸2072
財団法人 清春白樺美術館

TEL. 0551-32-4865
FAX. 0551-32-2444
Eメール kiyoharu-art-colony@royal.ocn.ne.jp

フランスにもある「ゴールデンウイーク」?

5月ももうすぐ終わりです。いつものことですが、あっという間に月日が経ちますよね。
皆さんのゴールデンウイークの思い出も、今ではすっかり過去の出来事かもしれません。

日本の大イベントとなっているゴールデンウイークですが、実はこれに似たものがフランスにもあるのです。

それもやはり5月に。

フランスには年間11日の祝日があると、以前フランスのハロウィンをご紹介した際に書きました。その11日のうちの約3分の1にあたる4日が、面白いことに5月に集中しているのです。

そのうちわけは、

5月1日のメーデー「労働の祝日」、

5月8日「1945年勝利戦勝記念日」、

5月21日「キリスト昇天祭」、そして

「聖霊降臨の祝日の月曜日」。
精霊降臨の祝日だけは、イースターと同じで毎年日が変わります。
今年は5月30日(日)がその日に当たり、「精霊降臨の祝日の月曜日」は6月1日になります。
つまり5月も最後の週になった現時点でも、今度の週末は土・日・月の3連休になりますよ、というちょっとゴキゲンな(村上春樹さんではないですが)状況です。

これだけ祝日が集中すると、飛び石連休も多くなります。
5月は、この飛び石連休を上手に利用してとまとまった休暇をとり、バカンスに出かける人が少なくありません。
実際、フランスの人々も、「5月は一足早いバカンスの月」と認識していて、いろいろな場面にその影響を見て取ることができます。

ビジネスの分野なら
「5月は得意先がつかまらない」とか、
「5月に急ぎの決断は無理」といった具合。
生活面で言えば、

「子供の誕生会を5月の週末にアレンジすると、必ず誰かが旅行に出てしまって集まれない」

など。

日本の会社員の方々も、ゴールデンウイークを考慮して仕事の段取りを予測していますから、この点もよく似ているな、と感じています。

ただフランスの場合は、ゴールデン「ウイーク」というよりゴールデン「マンス」といったイメージですね。

写真は、そんな休暇中にレジデンスの木に登る子供たちの図、です。
多分、レジデンスのルールでは、木登りは禁止だと思うのですが、私自身の子供時代の体験を思い出すと、「木登りをしてはいけない」なんてとても言えません。
親同伴なら問題ないだろう、と解釈し、私が付き添うときだけは登ってもいいことにしています。
(実を言うと、私が登りかたを教えました)

立派な松の木も、大きな子供に2人がかりで登られれば、さすがに重いことでしょう。
木登りをした後、子供たちは花飾りを作って、木にお供えしています。

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