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仏在住ライターのパリな日常

トマト、いろいろ

先日のマルシェでの戦利品。
キッチンにならんだ見事な野菜たちを眺めていると、それだけで気分が穏やかになります。新鮮な「気」の恩恵かもしれません。
(恥ずかしいまでに生活感ただようキッチンですが、この際それもよしとします)

この日はトマトを3種類買ってみました。大きくてまん丸のサンピエール、大きくて皺のよった形のコール・ド・ブッフ(牛の心臓)、そして一般的な小ぶりで丸い……名前を忘れましたが、これはラタトゥイユ用に。
サンピエールとコール・ド・ブッフは、最近人気の古典品種です。お値段は一般的な品種の3倍ほどになりますが、おいしさはそれ以上かもしれません。
ぎりぎりまで熟れているので、ほとんどフルーツのようです。

今回初の試みは、巨大なサンピエールです。
いつもはソフトボールより少々大きめくらいのサイズを選ぶのですが
「2つ買うならこっちの大きいほうにしなさいよ!太陽をたっぷり吸って、そりゃおいしいから」とのスタンドのおばちゃんのアドバイスに従って。

日本人の私にとって、大きい野菜はイコール大味、最高の状態ではないイメージです。
ご覧ください、このサイズ。
ヘタの部分がくびれて、本当に2つが1つにくっついた感じです。
2枚目の写真、おとなりにある紫色のカリフラワーと、ほとんど同じ大きさですよね。
(このカリフラワーについては、また次回に!)
ちょっと子供に持ってもらうと……

なんだか巨大なハートのようです。
コール・ド・ブッフのほうは、こんな感じ。

こちらは大きいものは売り切れでした。(とはいっても、これでも十分な重量感です)
横から見ると、洋ナシ形ですね。

この日の夜、サンピエールを半分に切り、普通にくし型に切って皿に並べ、塩もつけづに食べました。(半分でも、十分に標準サイズ1個のボリューム)
先ほども書きましたが、食べてみると野菜というよりフルーツなので、塩を欲しいと思いません。
マルシェのおばちゃんは、くるみオイルを少したらすとおいしい、と言っていました。

サンピエールは肉質に存在感があってとろけるよう、
コール・ド・ブッフはフルーティーでジューシー、
……うーん、味をお伝えしたいものの、うまい表現が見当たりません。
いずれにせよ同じトマトとはいえ、味はほんとうにそれぞれなのです。

こちらは大手スーパーで見つけたビオ(オーガニック)トマト。
ひとつのパックにいろいろな種類のミニトマトが入っていて、その名も「古典トマトのカクテル(詰め合わせ)」です。
これはアペリチフにいいぞ、と購入。
細長いもの、黄色いもの、いろいろあって、味も様々。面白いことに、見た目の印象とは違い、グリーンのものが甘みも香りも強く、絶品でした。(だから南仏には青トマトのジャムがあるのかな?)

トマトは夏野菜の代表格。
もうそろそろ季節も終わりですが、こういう時期のトマトこそ夏の間太陽をめいっぱい浴びているので、味が濃くおいしいのだそうですよ。

これらの野菜が買えるマルシェは、こちらです

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